第4回参考情報

 
 
 フルタの長谷川様より台湾では2400mでの栽培を見ているとの情報を頂きました. 熱帯高地の夏の温度は赤道直下からこの辺りまで余り変わらないので (厳密に言うと,夏は赤道より少し高く,冬はだいぶ低い), 私の話とも符合すると思いました.(6/29追記)
 さらに情報を頂きました.高山茶の産地として,阿里山(1300m),梨山・福寿山(2000m),大禹嶺(2500m)があり, 春茶の収穫期は阿里山4月中旬,梨山5月初旬,福寿山・大禹嶺6月,冬茶は阿里山・梨山11月,福寿山・大禹嶺9月だそうです. 高山茶は1000m以上のものですが,台湾の生産の50%以上が該当するそうです. 1800m以上で霜害が出やすくなるとのことです.(7/2追記)
 当然ながら,赤道直下だと,たとえば2400mの気候は年中牧の原の4月15日と言えますが, 赤道から離れてくると,ある地点(2400m)の気候は牧の原の3月1日〜4月25日というようなことになってきます. つまり,冬の一番寒い時期が3月1日と同程度で,夏の一番暑い時期が4月25日に相当するということです. 年中牧の原の4月15日と言っても,牧の原の4月15日自体の気象は年によって大きく異なり, 暖かい年も寒い年も,晴れの日や雨の日もあります.霜も時々はありますし, 場合によっては雪が降ることもあるでしょう. 「年中牧の原の4月15日」というのは,そういう変動も含みます. 但し,変動幅の調整は必要になることも多いので, 検討対象個所が決まったら,比較する2点のデータを, モーメントスケーリング法(水野,2003)等で合わせ込むと良いでしょう. (7/2追記)
 
 
 
正面玄関 
現行版:2007年7月2日
初 版:2007年6月25日