校正トラブル

 発行された論文に関する全責任は筆者にあるわけですが, すべての関係者がこのことに関して, 高度の認識を持っているとは限らないので, 時にトラブルが発生します. 校正はトラブル防止に良い手段ですが, 当然行われると思っていた手続きが一方的に省略され, その結果問題が発生してしまったことを経験したことがあるので, 自分の反省と警鐘をかねて,ここで紹介します. また,これらは,電子入稿に際して起きていますので, もとの原稿を提示することで,訂正もしたいという希望もあります.  まあ,現在では,電子入稿も一般的になってきたので, こういった, 初歩的な茶番というかドタバタは減ってきていると思います. 更に現在では,原稿をutfで入稿もできて, 業者がちゃんとutfレベルで仕事をしてくれれば, たとえば,機種依存文字などもなくなり, 大きな問題は発生しなくなってきてはいますが, まだまだ,安心は出来ません. つまり, 製作現場はまだそこまでいっていないことが多いようだからです. つまり,どこかで, たとえばutf→sjisの変換が行われるということが起き, トラブルの発生に繋がります. 変換を必要としない体制になっていても, 業者がunicodeのすべてのフォントを持っているとは限りませんし, 異体字の問題もあります. 本当はunicodeを再設計するべきだと思っていますが, 流れはunicodeに収束してきているので, 次善の策として使わざるを得ない状況です. というわけで, 2009年に自分のパソコンの文字コードを, uft-8(LF改行)に切り替えることを完了しました. 以前は,普通の文書はsjis,プログラム開発はeucで, 改行文字は双方ともMacintosh標準のCRでしたが, 徐々にuft-8/LFに切り替え, 2009年中頃にすべてのプログラムの新規書類は, utf-8をデフォルトにしました. よく使うエディタは,既存書類もutf-8で開く設定です. 自動判定にはしていないので,コードが異なると, 開けなかったり化けたりしますが, その場合, 補助的に使っている別のエディタが自動判定にしてありますので, そちらで開き,メインのエディタの方へcopy&pasteします. コード判定の完全なアルゴリズムはないので, 全書類の自動変換はしません. あとは,TeXやnamazuがunicodeに完全対応 (現在はコード変換で対応) してくれれば, 万々歳なのですが…
この結果,すべてのテキスト書類は,ターミナルから, catで開けますし,grepで特定の文字列を探せるなど, Macintoshをunixマシンとして使う際の利便性が向上しました.
 
 
 
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現行版:2010年1月8日
初 版:2010年1月8日
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