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ハンドレベルを使った高低差の計測



 ハンドレベルとは  
  ★覗くとハンドレベルが水平かどうかが分かり、どこが目と同じ高さかがわかる道具です。


 ★価格は5000円前後~と比較的手に入れやすい価格で販売されています。
 
 
 ハンドレベル  
 
 

測量の方法 

★測量者の目の高さを、レベルを通してあらかじめ測っておきます。
 
一人で測定する場合、レベルで一番低い所から測り始めます。(写真①)


★レベルで見た地点(目と同じ高さの地点)に印をつけるなどして登っていきます。(写真②)


★最終的に、測定者の目の高さ以下になりますので、残りの高さは目分量で計測します。 
 
 
 測定回数×測定者の目の高さ+最後の高さ(目分量) といった具合になります。  
 
 
(例) 測定回数(3回)×測定者の目の高さ(150㎝)+最後の高さ(50㎝くらい)=500㎝
 
 
 
(写真①)   (写真②)  
   

二人で測定する場合、イボ竹などを使うとより正確な測定ができます。  


★あらかじめ支柱に10㎝おきに、イボ竹に印をつけるなどしておきます。


★測定者の先にイボ竹を持ったもう一人が登って行き、レベルを覗いて測った数値と
 
 測定者の目の高さの差を記録していきます。この合計が高さということになります。
 

           
 (写真③)    (写真④) 
     
 
 
(例) 目の高さ(150㎝)-レベルで測った高さ(50㎝)=高低差(100㎝) 
 
 
  
誤差について
 
 ★測定の方法としては原始的と感じるかもしれませんが、誤差は一回につき数㎝以下に収まるので

 測定手順を10回繰り返しても、数十cm前後の誤差ということになります。






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