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: 起動と終了 : 「マルドリ方式施設設計支援システム」 使用マニュアル Ver. 1.10 : マイクロソフト ウィンドウズ XPで使用する場合   索引


設計の基本

r8truecm \includegraphics[width=8truecm,clip]{損失水頭概念_支援システムマニュアル用.eps}
マルドリ施設は概ね下図のような資機材で構成されます。 かん水時,すなわちパイプや機材の中を水が流れているときは, 右図のように水圧が変化します。施設設計の基本は,かん水時の点滴チューブの 圧力を計算で予測し,すべての点滴チューブの圧力が必要最小限の圧力を 下回らないようにすることです。 ただし,費用や利便性を考慮して最終的な設計案を決定します。


\includegraphics[width=130truemm,clip]{マルドリ設計事項_支援システムマニュアル用.eps}

なお,本システムは,圧力補正機構つきの 点滴チューブの使用を前提としています。 圧力補正機構とは,チューブの圧力が一定範囲内であれば,点滴孔から出る流量 (一定時間内に出る水の量)が一定に保たれる機構です。

また,本システムでは,水圧をすべて水頭(水の深さに換算した値)で表します。 水圧の単位の換算は,概ね次の通りです。

\begin{displaymath}1 \,{\rm m\, H_2 O}\mbox{(水頭)} = 0.1 \,{\rm kgf/cm^2} = 0.01 \,{\rm MPa} \end{displaymath}



WENARC ProjectTeam2 平成17年7月20日