トラップ設置場所選定

トラップ設置場所選定基準

日当たりが良く、周囲に障害物がなく、広い範囲から見渡せ、背景とのコントラストが明瞭な場所:ニッポンシロフアブ、フタスジアブ等の昼間、草地内で吸血活動する種類に対して有効。

広い範囲から見通せる場所でも周囲より低く見下ろされる場所は背景とのコントラストが低くなるため効率が落ちる。

 
林縁部:背景とのコントラストが低くなるためニッポンシロフアブ等には不適だが、アオコアブ、ヤマトアブのように薄暮時や林内でも吸血活動を行う種類に対しては有効。

写真:林縁部に設置されたボックストラップ
    背景とのコントラストが低く見えにくい。


周囲を牧柵や建物、法面など囲まれた場所はすべての種に対して不適。  


設置例

放牧地
放牧地では、ニッポンシロフアブ等の開けた場所で活動する種類が優先するため、基準1、2にしたがって設置場所を選定します。また水飲み場など牛が良く集まる場所のそばにも設置してください。草地管理の都合上、条件の良い場所に設置できない場合もありますが、できる限り条件の良い場所に設置してください。配置するトラップの個数は、放牧地内のどこからでも最低1個のトラップが見えることを目途としてください。
キャンプ場・公園
これらの場所で問題となる主な種類はアオコアブやヤマトアブ等です。トラップは林縁部中心にできるだけ多くの数を設置して下さい。建物等の人工物や法面に囲まれた場所は捕獲効率が悪いため設置しても効果はありません。

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