属性データの編集は、通常GISソフト内で行いますが、少々裏技的な方法としてEXCELを使用した編集も可能です。
　ここでは、既存のデータに新たな項目のデータを追加する場合を例に説明します。
　！注意！：EXCEL2007から，DBF形式でのファイルの保存ができなくなりました。

1. ファイルの種類を「dBASE(*.dbf)」として、編集対象の属性ファイルを開きます。
   
2. データ列の追加を行います。
   
3. 保存するデータの範囲を指定します。
   「挿入」−「名前」−「定義」で名前の定義のウインドウを開きます。
   項目［Database］を選択するとファイル読み込み時の参照範囲が指定されているので、追加したデータに合わせて列の指定を広げて「ＯＫ」とします。
   
   
4. 「ファイル」−「上書き保存」で編集内容を保存します。
   （「xxx.dbfには、DBF 4と互換性のない機能が・・・」というメッセージボックスが表示されますが、「はい」を選んでください）
   

　以下に、注意点を示します。

1. 区画等の図形データとの対応は、レコード順となっています。
   行の追加・削除、並び替え等は対応関係が崩れてしまうため、この方法ではできません。
   
   
2. 先頭行がフィールド名となります。
   フィールド名は半角で10文字（全角５文字）以内で、それ以降は切り捨てられます。
   

　他にもいくつか制約があります。
　EXCELのヘルプに説明がありますので、そちらも参考にしてください。