測地系について
測地系は、地理座標を計算するために必要な地球の形状の定義です。日本測地系(旧測地系)と世界測地系(新測地系)の2つの測地系があります。2002年4月から測量法の改正により、国際的に共通で使われ、GPSの座標値とも一致する世界測地系に移行しました。
日本測地系に対して同じ座標値の世界測地系での実際の位置は、東京付近で約450m南東になります。したがって,日本測地系から世界測地系に変換した場合は、座標値としては北西に移動する(緯度はプラスされ,経度はマイナスになる)ことになります。
地図を利用する場合には、どちらの測地系で作成されているかを確認しておく必要があります。 (参考)
日本測地系と世界測地系 (国土地理院)
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