11. オプション


関数 options()

関数 options() でさまざまなオプションを変更できる.options() の引数には整数値か論理値を指定する.以下の表に挙げた引数は抜粋である.詳しくは help(options) を実行して確認されたい.

引数

機能

continue

プロンプト記号を設定する(デフォルトは + ).

device

デフォルトで使うデバイス('x11', 'windows', 'gtk') を設定する.

digits

数値を出力する際の表示桁数を設定する(デフォルトは7).

expressions

評価する入れ子の数の限界を設定する(デフォルトは 500).

prompt

プロンプト記号を設定する(デフォルトは > ).

scipen

指数表現にするか否かの閾値を設定する(デフォルトは 0).

show.error.messages

エラーメッセージを出力するか否かを設定する(デフォルトは TRUE).FALSE にするとエラーメッセージが出なくなる.

timeout

インターネット接続のタイムアウト時間を設定する(デフォルトは 60 秒).

warn

警告メッセージの取り扱いを設定する(デフォルトは 0).負の値の場合は警告がすべて無視され,1 の場合は警告が生じるとともに警告が出力,2 以上の場合は警告はすべてエラーに変えられる.

width

ライン上の文字の数を設定する(デフォルトは 80 ).

CRAN

CRAN の URL を指定する(デフォルトは http://cran.r-project.org ).

最大表示桁数は 7 であるが,digits (整数) を変更することで最大桁数を変えることが出来る.

 
 options(digits=10)   # 表示桁数を10桁に変える 

例えば,10000 は そのまま表現され,100000 は指数表現 1e5 と表現しなおされる.この場合,scipen を変更することで指数部分に表現しなおされる基準の桁数を変えることが出来る.デフォルトの値は 0 で,値を増やせば基準の桁数が増える.

 
 options(scipen=0);  print(1e5)

[1] 1e+05

> options(scipen=1);  print(1e5)

[1] 100000

ベクトルの内容を出力する際、一行あたりの要素の数を少なくする場合は width オプションの値を変更する.

 
 x <- runif(6)
 x

[1] 0.49152403 0.65764434 0.02852227 0.34614703 0.37701605 0.42428670

 options(width=50)
 x

[1] 0.49152403 0.65764434 0.02852227 0.34614703
[5] 0.37701605 0.42428670