PostGIS 1.5.1 マニュアル 日本語訳

概要

PostGISはオブジェクトRDBであるPostgreSQLの拡張で,GIS(地理情報システム)オブジェクを格納することができます. PostGISは,GiSTベースのR-Tree空間インデクスをサポートし,GISオブジェクトの解析および処理を行う機能を持ちます.

これは,1.5.1版のマニュアルです.

[注意]

この翻訳文書は,PostGIS 1.5.1 Releaseに添付されていたマニュアルをもとに作成しました.

日本語または日本国内固有の問題がありますので,付録B 日本語訳に関する追加情報を追加しました.あわせてご覧ください.


目次

1. 導入
1.1. プロジェクト運営委員会
1.2. 過去と現在の貢献者
1.3. 追加情報
2. インストール
2.1. 簡略版
2.2. 必要なもの
2.3. ソースの取得
2.4. インストール
2.4.1. コンフィギュレーション
2.4.2. ビルド
2.4.3. テスト
2.4.4. インストール
2.5. 空間データベースの作成
2.6. 空間データベースをテンプレートから生成する
2.7. アップグレード
2.7.1. ソフトアップグレード
2.7.2. ハードアップグレード
2.8. 共通の問題
2.9. JDBC
2.10. ローダ/ダンパ
3. よくある質問
4. PostGISを使う: データ管理とクエリ
4.1. GISオブジェクト
4.1.1. OpenGIS WKB とWKT
4.1.2. PostGIS EWKB,EWKT と 標準形式
4.1.3. SQL-MM Part 3
4.2. ジオグラフィ型
4.2.1. ジオグラフィ基礎
4.2.2. ジオグラフィ型をジオメトリ型にして使用すべき時
4.2.3. ジオグラフィの高度なよくある質問
4.3. OpenGIS標準を使う
4.3.1. SPATIAL_REF_SYSテーブルと空間参照系
4.3.2. GEOMETRY_COLUMNSテーブル
4.3.3. 空間テーブルを作る
4.3.4. 手動でジオメトリカラムをgeometry_columnsに登録する
4.3.5. ジオメトリのOpenGIS準拠を確実にする
4.3.6. Dimensionally Extended 9 Intersection Model (DE-9IM)
4.4. GISデータをロードする
4.4.1. SQLを使う
4.4.2. ローダを使う
4.5. GISデータを検索する
4.5.1. SQLを使う
4.5.2. ダンパを使う
4.6. インデクスを構築する
4.6.1. GiSTインデクス
4.6.2. インデクスを使う
4.7. 複雑なクエリ
4.7.1. インデクスの利点を使う
4.7.2. 空間SQLの例
5. PostGISを使う: アプリケーションを構築する
5.1. MapServerを使う
5.1.1. 基本的な使い方
5.1.2. よくある質問
5.1.3. 踏み込んだ使用法
5.1.4. 例
5.2. Javaクライアント(JDBC)
5.3. Cクライアント(libpq)
5.3.1. テキストカーソル
5.3.2. バイナリカーソル
6. 性能向上に関する技法
6.1. 大きなジオメトリを持つ小さなテーブル
6.1.1. 問題の説明
6.1.2. 応急処置
6.2. ジオメトリインデクスでCLUSTERを実行する
6.3. 次元変換の回避
6.4. コンフィギュレーションのチューン
6.4.1. スタートアップ
6.4.2. 実行時
7. PostGISリファレンス
7.1. PostgreSQLのPostGIS型
7.2. 管理関数
7.3. ジオメトリコンストラクタ
7.4. ジオメトリアクセサ
7.5. ジオメトリエディタ
7.6. ジオメトリ出力
7.7. 演算子
7.8. 空間関係関数と空間計測関数
7.9. ジオメトリ処理関数
7.10. 線参照
7.11. ロングトランザクションサポート
7.12. その他の関数
7.13. 例外的関数
8. PostGIS空間関数索引
8.1. PostGIS集計関数
8.2. PostGIS SQL-MM対応関数
8.3. PostGISジオグラフィサポート関数
8.4. PostGISジオメトリダンプ関数
8.5. PostGISボックス関数
8.6. 三次元をサポートするPostGIS関数
8.7. PostGIS曲線ジオメトリサポート関数
8.8. PostGIS関数サポートマトリクス
8.9. 新しいPostGIS関数
8.9.1. PostGIS 1.5で新しくできた関数,ふるまいが変わった関数,機能強化された関数
8.9.2. PostGIS 1.4で新しくできた関数,ふるまいが変わった関数,機能強化された関数
8.9.3. PostGIS 1.3で新しくできた関数
9. 問題を報告する
9.1. ソフトウェアのバグを報告する
9.2. 文書の問題を報告する
A. Appendix
A.1. Release 1.5.1
A.2. Release 1.5.0
A.3. Release 1.4.0
A.4. Release 1.3.6
A.5. Release 1.3.5
A.6. Release 1.3.4
A.7. Release 1.3.3
A.8. Release 1.3.2
A.9. Release 1.3.1
A.10. Release 1.3.0
A.11. Release 1.2.1
A.12. Release 1.2.0
A.13. Release 1.1.6
A.14. Release 1.1.5
A.15. Release 1.1.4
A.16. Release 1.1.3
A.17. Release 1.1.2
A.18. Release 1.1.1
A.19. Release 1.1.0
A.20. Release 1.0.6
A.21. Release 1.0.5
A.22. Release 1.0.4
A.23. Release 1.0.3
A.24. Release 1.0.2
A.25. Release 1.0.1
A.26. Release 1.0.0
A.27. Release 1.0.0RC6
A.28. Release 1.0.0RC5
A.29. Release 1.0.0RC4
A.30. Release 1.0.0RC3
A.31. Release 1.0.0RC2
A.32. Release 1.0.0RC1
B. 日本語訳に関する追加情報
B.1. 「インタセクト」と「クロス」
B.2. 空間参照系等について
B.2.1. わが国でよく使われる空間参照系
B.2.2. 測地系
B.2.3. UTM
B.2.4. 平面直角座標系
B.3. 日本測地系から投影変換する場合の問題点
B.3.1. Proj.4で問題点を見る
B.3.2. PostGISでの問題回避
B.4. Shift JIS系文字コードについて