PostGIS 3.1.0 マニュアル

PostGIS開発グループ

概要

PostGISは、オブジェクトRDBであるPostgreSQLの拡張で、GIS (地理情報システム)オブジェクトを格納することができます。PostGISは、GiSTベースのR木空間インデクスをサポートし、GISオブジェクトの解析および処理を行う機能を持ちます。

本マニュアルは、3.1.0版のマニュアルです。

この作品はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 3.0 非移植 ライセンスの下に提供されています。好きなようにこの材料を使うことができますが、PostGIS Project のクレジット提示を求めます。また可能な限りhttp://postgis.netへのリンクを求めます。


目次
1. 導入
1.1. プロジェクト運営委員会
1.2. 現在の中核貢献者
1.3. 過去の中核貢献者
1.4. 他の貢献者
2. PostGISインストール
2.1. 簡略版
2.2. ソースからのコンパイルとインストール
2.2.1. ソースの取得
2.2.2. インストール要件
2.2.3. ビルドコンフィギュレーション
2.2.4. ビルド
2.2.5. PostGISエクステンションのビルドとデプロイ
2.2.6. テスト
2.2.7. インストール
2.3. PAGC住所標準化ツールのインストールと使用
2.3.1. Regex::Assembleのインストール
2.4. Tigerジオコーダのインストールとアップグレードとデータロード
2.4.1. TigerジオコーダをPostGISデータベースで有効にする: エクステンションを使用
2.4.2. TigerジオコーダをPostGISデータベースで有効にする: エクステンション不使用
2.4.3. TigerジオコーダをPostGISデータベースで有効にする: エクステンションを使用
2.4.4. Tigerデータのロード
2.4.5. Tigerジオコーダのアップグレード
2.5. 共通の問題
3. PostGIS管理
3.1. パフォーマンスチューニング
3.1.1. 起動時
3.1.2. 実行時
3.2. ラスタ機能の設定
3.3. 空間テーブルの作成
3.3.1. エクステンションを使って空間データベースを有効にする
3.3.2. エクステンションを使わずに空間データベースを有効にする (非推奨)
3.3.3. 空間データベースをテンプレートから生成する
3.4. 空間データベースのアップグレード
3.4.1. ソフトアップグレード
3.4.2. ハードアップグレード
4. PostGISの使用
4.1. データ管理
4.1.1. GISオブジェクト
4.1.2. PostGISジオグラフィ型
4.1.3. 空間メタデータテーブル
4.1.4. ジオメトリ検証
4.1.5. 空間データのロード
4.1.6. 空間データの抽出
4.1.7. 空間インデックスを構築する
4.2. 空間クエリ
4.2.1. 空間関係の決定
4.2.2. インデックスの利点を使う
4.2.3. 空間SQLの例
4.3. 性能向上に関する技法
4.3.1. 大きなジオメトリを持つ小さなテーブル
4.3.2. ジオメトリインデクスでCLUSTERを実行する
4.3.3. 次元変換の回避
4.4. アプリケーションのビルド
4.4.1. MapServerを使う
4.4.2. Javaクライアント (JDBC)
4.4.3. Cクライアント (libpq)
4.5. ラスタデータの管理、クエリ、アプリケーション
4.5.1. ラスタのロードと生成
4.5.2. ラスタカタログ
4.5.3. PostGISラスタを使ったカスタムアプリケーションの構築
4.6. トポロジ
4.6.1. トポロジ型
4.6.2. トポロジドメイン
4.6.3. トポロジ管理とTopoGeometry管理
4.6.4. トポロジ統計管理
4.6.5. トポロジコンストラクタ
4.6.6. トポロジエディタ
4.6.7. トポロジアクセサ
4.6.8. トポロジ処理
4.6.9. TopoGeometryコンストラクタ
4.6.10. TopoGeometryエディタ
4.6.11. TopoGeometryアクセサ
4.6.12. TopoGeometry出力
4.6.13. トポロジ空間関係関数
4.7. 住所標準化
4.7.1. パーサの動作
4.7.2. 住所標準化の型
4.7.3. 住所標準化テーブル
4.7.4. 住所標準化関数
4.8. PostGIS追加機能
4.8.1. Tigerジオコーダ
5. PostGISリファレンス
5.1. PostGIS Geometry/Geography/Box データ型
5.2. テーブル管理関数
5.3. ジオメトリ コンストラクタ
5.4. ジオメトリアクセサ
5.5. ジオメトリエディタ
5.6. ジオメトリ検証
5.7. 空間参照系関数
5.8. ジオメトリ入力
5.8.1. Well-Known Text (WKT)
5.8.2. Well-Known Binary (WKB)
5.8.3. その他の書式
5.9. ジオメトリ出力
5.9.1. Well-Known Text (WKT)
5.9.2. Well-Known Binary (WKB)
5.9.3. その他の書式
5.10. 演算子
5.10.1. バウンディングボックス演算子
5.10.2. 距離演算子
5.11. 空間関係関数
5.11.1. トポロジ関係関数
5.11.2. 距離関係関数
5.12. 計測関数
5.13. 重ね合わせ関数
5.14. ジオメトリ処理関数
5.15. アフィン変換
5.16. クラスタリング関数
5.17. バウンディングボックス関数
5.18. 線型参照
5.19. トラジェクトリ関数
5.20. SFCGAL関数
5.21. ロングトランザクション機能
5.22. バージョン関数
5.23. Grand Unified Custom変数 (GUC)
5.24. トラブルシューティング関数
6. ラスタ リファレンス
6.1. ラスタサポートデータ型
6.2. ラスタ管理
6.3. ラスタコンストラクタ
6.4. ラスタアクセサ
6.5. ラスタバンドアクセサ
6.6. ラスタピクセルアクセサとセッター
6.7. ラスタエディタ
6.8. ラスタバンドエディタ
6.9. ラスタバンド統計情報と解析
6.10. ラスタ入力
6.11. 出力
6.12. ラスタ処理: 地図代数
6.13. 組み込み地図代数コールバック関数
6.14. ラスタ処理: DEM (標高)
6.15. ラスタ処理: ラスタからジオメトリ
6.16. ラスタ演算子
6.17. ラスタとラスタバンドの空間関係関数
6.18. ラスタに関する技法
6.18.1. データベース外ラスタ
7. PostGIS よくある質問
8. PostGISラスタ よくある質問
9. PostGIS関数索引
9.1. PostGIS集約関数
9.2. PostGISウィンドウ関数
9.3. PostGIS SQL-MM準拠関数
9.4. PostGISジオグラフィ対応関数
9.5. PostGISラスタ機能関数
9.6. PostGISジオメトリ/ジオグラフィ/ラスタのダンプ関数
9.7. PostGISボックス関数
9.8. 3次元対応PostGIS関数
9.9. PostGIS曲線ジオメトリ対応関数
9.10. PostGIS多面体サーフェス対応関数
9.11. PostGIS関数対応マトリクス
9.12. 新規作成/機能強化/変更されたPostGIS関数
9.12.1. PostGIS 3.1で新規作成/機能強化された関数
9.12.2. PostGIS 3.0で新規作成/機能強化された関数
9.12.3. PostGIS 2.5で新規作成/機能強化された関数
9.12.4. PostGIS 2.4で新規作成/機能強化された関数
9.12.5. PostGIS 2.3で新規作成/機能強化された関数
9.12.6. PostGIS 2.2で新規作成/機能強化された関数
9.12.7. PostGIS 2.2で大幅に変更された関数
9.12.8. PostGIS 2.1で新規作成/機能強化された関数
9.12.9. PostGIS 2.1で大幅に変更された関数
9.12.10. PostGIS 2.0で新規作成/機能強化/変更された関数
9.12.11. PostGIS 2.0で変更された関数
9.12.12. PostGIS 1.5で新規作成/機能強化/変更された関数
9.12.13. PostGIS 1.4で新規作成/機能強化/変更された関数
9.12.14. PostGIS 1.3で新規作成された関数
10. 問題を報告する
10.1. ソフトウェアのバグを報告する
10.2. 文書の問題を報告する
A. 付録
A.1. リリース 3.1.0beta1
A.2. リリース 3.1.0alpha3
A.3. リリース 3.1.0alpha2
A.4. リリース 3.1.0alpha1
A.5. リリース 3.0.0
A.6. リリース 3.0.0rc2
A.7. リリース 3.0.0rc1
A.8. リリース 3.0.0beta1
A.9. リリース 3.0.0alpha4
A.10. リリース 3.0.0alpha3
A.11. リリース 3.0.0alpha2
A.12. リリース 3.0.0alpha1
A.13. リリース 2.5.0
A.14. リリース 2.4.5
A.15. リリース 2.4.4
A.16. リリース 2.4.3
A.17. リリース 2.4.2
A.18. リリース 2.4.1
A.19. リリース 2.4.0
A.20. リリース 2.3.3
A.21. リリース 2.3.2
A.22. リリース 2.3.1
A.23. リリース 2.3.0
A.24. リリース 2.2.2
A.25. リリース 2.2.1
A.26. リリース 2.2.0
A.27. リリース 2.1.8
A.28. リリース 2.1.7
A.29. リリース 2.1.6
A.30. リリース 2.1.5
A.31. リリース 2.1.4
A.32. リリース 2.1.3
A.33. リリース 2.1.2
A.34. リリース 2.1.1
A.35. リリース 2.1.0
A.36. リリース 2.0.5
A.37. リリース 2.0.4
A.38. リリース 2.0.3
A.39. リリース 2.0.2
A.40. リリース 2.0.1
A.41. リリース 2.0.0
A.42. リリース 1.5.4
A.43. リリース 1.5.3
A.44. リリース 1.5.2
A.45. リリース 1.5.1
A.46. リリース 1.5.0
A.47. リリース 1.4.0
A.48. リリース 1.3.6
A.49. リリース 1.3.5
A.50. リリース 1.3.4
A.51. リリース 1.3.3
A.52. リリース 1.3.2
A.53. リリース 1.3.1
A.54. リリース 1.3.0
A.55. リリース 1.2.1
A.56. リリース 1.2.0
A.57. リリース 1.1.6
A.58. リリース 1.1.5
A.59. リリース 1.1.4
A.60. リリース 1.1.3
A.61. リリース 1.1.2
A.62. リリース 1.1.1
A.63. リリース 1.1.0
A.64. リリース 1.0.6
A.65. リリース 1.0.5
A.66. リリース 1.0.4
A.67. リリース 1.0.3
A.68. リリース 1.0.2
A.69. リリース 1.0.1
A.70. リリース 1.0.0
A.71. リリース 1.0.0RC6
A.72. リリース 1.0.0RC5
A.73. リリース 1.0.0RC4
A.74. リリース 1.0.0RC3
A.75. リリース 1.0.0RC2
A.76. リリース 1.0.0RC1