ラスタデータの座標ファイル(auxファイル)について
ラスタデータの座標情報が格納されるファイルとしてauxファイルがあります。このファイルには,座標情報以外にも統計情報やヒストグラム等の情報が格納されています。
ラスタデータに対応するワールドファイルが無い場合でも,ArcGISではauxファイルが存在すれば本来の座標位置に表示されます。
auxファイルはバイナリ形式のファイルのため,ワールドファイルのように格納された座標情報を参照することができません。
ワールドファイルの作成に必要な座標情報は,ArcGISではラスタデータのプロパティ情報からセルサイズ,範囲(上,左)として参照することができます。
ArcGISが使用できない場合でも,画像の四隅の座標と画像の大きさ(縦横のピクセル数)がわかれば,ワールドファイルが作成できます。画像の大きさは,Windowsのエクスプローラで確認できます。座標情報はArcPAD(評価版として利用可能)を使用してプロパティ情報から参照することができます。
ワールドファイルの作成は,
「ラスタデータの座標ファイル(ワールドファイル)について」
を参考にしてください。
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