ST_AsTIFF — ラスタの選択されたバンドを、単一のTIFF画像として返します。バンドを指定しない場合には、全てのバンドの使用を試みます。
bytea ST_AsTIFF(
raster rast, text[] options='', integer srid=sameassource)
;
bytea ST_AsTIFF(
raster rast, text compression='', integer srid=sameassource)
;
bytea ST_AsTIFF(
raster rast, integer[] nbands, text compression='', integer srid=sameassource)
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bytea ST_AsTIFF(
raster rast, integer[] nbands, text[] options, integer srid=sameassource)
;
ラスタの選択されたバンドを、単一のTagged Image File Format(TIFF)画像として返します。バンドを指定しない場合には、全てのバンドの使用を試みます。この関数はST_AsGDALRasterのラッパです。より一般でないラスタタイプで出力する必要がある場合には、ST_AsGDALRasterを使います。この関数には多数の任意引数が付くさまざまな形式があります。空間参照系(SRS)の文字列表現が指定されていない場合には、ラスタの空間参照系を使います。引数については次の通りです。
nbands
出力バンドの配列(PNGでは3要素が最大です)で、バンドの並び順はRGBです。たとえばARRAY[3,2,1]は、3番バンドを赤、2番バンドを緑、1番バンドを赤にそれぞれ対応させます。
compression
圧縮式 -- JPEG90(または他のパーセント値), LZW, JPEG, DEFLATE9のいずれかです。
options
GTiffを定義するGDALオプションの文字列配列です(ST_GDALDriversのGTiff用のcreate_optionsを見てください)。詳細についてはGDAL Raster format optionsを参照して下さい。
srid
ラスタのspatial_ref_sysのSRIDです。地理参照情報を登録するために使われます。
初出: 2.0.0 - GDAL 1.6.0以上が必要です。