名前

ST_MakePoint — 2次元、XYZの3次元、4次元のポイントジオメトリを生成します。

概要

geometry ST_MakePoint(double precision x, double precision y);

geometry ST_MakePoint(double precision x, double precision y, double precision z);

geometry ST_MakePoint(double precision x, double precision y, double precision z, double precision m);

説明

2次元、XYZの3次元、4次元のポイントジオメトリ(M値を持つジオメトリ)を生成します。ST_MakePointはOGC対応になっていませんが、一般的にST_GeomFromTextST_PointFromTextより速く、高精度です。また、WKTでなく生の座標値を持っている場合は扱いやすいです。

[注記]

Xが経度でYが緯度ですのでご注意ください。

[注記]

X,Y,Mのポイントを生成する必要がある場合には、ST_MakePointMを使います。

この関数は3次元に対応しています。Zインデクスを削除しません。

-- 不明なSRIDを持つポイントを返します
SELECT ST_MakePoint(-71.1043443253471, 42.3150676015829);

-- WGS84経度緯度のポイントを返します
SELECT ST_SetSRID(ST_MakePoint(-71.1043443253471, 42.3150676015829),4326);

-- 3次元ポイント(標高を持つ)を返します
SELECT ST_MakePoint(1, 2,1.5);

-- ポイントのZ値を得ます
SELECT ST_Z(ST_MakePoint(1, 2,1.5));
result
-------
1.5

関連情報

ST_GeomFromText, ST_PointFromText, ST_SetSRID, ST_MakePointM