名前

ST_Point — 与えられた座標値のST_Pointを返します。ST_MakePointのOGC別名です。

概要

geometry ST_Point(float x_lon, float y_lat);

説明

与えられた座標値のST_Pointを返します。XとYを取るST_MakePointのMM対応の別名です。

このメソッドはSQL/MM仕様の実装です。 SQL-MM 3: 6.1.2

例: ジオメトリ

SELECT ST_SetSRID(ST_Point(-71.1043443253471, 42.3150676015829),4326)

例: ジオグラフィ

SELECT CAST(ST_SetSRID(ST_Point(-71.1043443253471, 42.3150676015829),4326) As geography);
-- "::"はPostgreSQLのキャストの簡略表現です
SELECT ST_SetSRID(ST_Point(-71.1043443253471, 42.3150676015829),4326)::geography;
--ポイント座標がWGS 84経度緯度と
-- 異なる座標系の場合には、
-- キャスト前に投影変換が必要です。
-- この例では、
-- ペンシルベニア州平面(フィート)からWGS 84に投影変換したうえで
-- ジオグラフィに変換しています。
SELECT ST_Transform(ST_SetSRID(ST_Point(3637510, 3014852),2273),4326)::geography;

関連情報

「ジオグラフィ基礎」, ST_MakePoint, ST_SetSRID, ST_Transform